上原 哲郎

2011年05月26日(木)
臍帯血移植の法整備の要望書を提出して来ました。

5月25日、中川希望塾講師の有田美智世さんと私たちは衆議院会館に赴き、
臍帯血移植の法整備についての要望書の提出を行って来ました。

「NPO法人 さい帯血国際患者支援の会」理事長の有田美智世さん
「日本さい帯血バンクネットワーク」会長の中林正雄さん
「日本さい帯血バンクネットワーク」将来構想検討会委員長の神前昌敏さん
その他、「NPO法人 さい帯血国際患者支援の会」理事の三浦亮二AG、
運営委員の石山雅雄AG、上原哲郎AG、坂本聡社員などで赴きました。


みなさんは赤ちゃんのへその緒から取れる
臍帯血(さいたいけつ)をご存知でしょうか?

胎盤とへその緒の中に含まれる血液のことで、白血病・再生不良性貧血などの
血液難病や放射能被爆、重い遺伝病などの救命に役立てられています。
さらに、再生医療の分野では、
完治の難しい難病・生活習慣病などの研究が進んでいます。


このように白血病を始めとして、免疫力に大きく関わる血液の病気には
骨髄移植よりもドナーの安全性が高く、きわめて効果的な臍帯血移植ですが、
法整備がしっかり行われていないために様々な問題を抱えています。

現在では骨髄移植よりも成功事例が多く、ドナーにも安心、今回の原発被害者などにも
極めて有効。・・・こういうことは議員の先生方もよくご存知でした。


臍帯血移植は2010年には累計移植件数が7,000件を超えたほか
同年5,6,7月には月間移植件数で臍帯血移植が骨髄移植を超えています。

また、同年、年間移植件数は1,000件を超え、非血縁者骨髄移植とほぼ肩を並べ、
臍帯血移植が造血幹細胞移植医療の中で確固とした地位を築いています。


問題は法整備がちゃんとなされていないので現場の医師たちは
ついつい診療報酬の高い骨髄移植を優先させてしまうということ。

日赤が動けるだけの保険点数と診療報酬にしなければ、
臍帯血移植がきわめて有効なのにもかかわらず現場で使われない、
更には臍帯血バンクが慢性的赤字となり、
結果として臍帯血の質にもばらつきが出てきてしまうと言うことなのです。

このための法整備の要望書を提出して来ました。


一刻も早く立法され、一人でも多くの患者の命を救えるよう、
また臍帯血移植に対するボランティアの方々の負担を軽減されるよう、
心から祈っています。



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